かぼちゃの種のまきかた
1.8m間隔に深さ30cmの穴を掘ります。 油粕をカップ2杯入れ、化成肥料を追加し、混ぜ合わせます
土を被せて 平らにして シートを被せます。
周囲と穴と穴の間を土で抑えます。 シートに10cm程の穴を空け カボチャの種を3つぶおきます タネに土を被せて 名札を立てます

かぼちゃの種類と特徴
種類 特徴 主なもの

日本かぼちゃ
 日本に最初に渡来した品種で、原産地は南米。
16世紀(戦国時代)にポルトガル船によって伝えられました。東南アジアのカンボジア産と伝えられていたことから、カンボジアがなまってかぼちゃと呼ぶようになったといわれています。
 形が平たく縦に溝が入っておりデコボコしています。味は淡泊で、粘りがあり、煮くずれしにくいのが特徴。煮物や蒸しものに向きます。
菊座、黒皮、ちりめん、鹿ヶ谷、日向など。

西洋かぼちゃ
(栗かぼちゃ)
 明治時代ごろに導入されたそうです。表面に溝がなくなめらか。糖質が多く甘いので栗かぼちゃとも呼ばれています。その甘さを生かしてプリンやパイなどデザートにもよく利用されます。
 スーパーで売っているかぼちゃのほとんどが西洋かぼちゃです。人気があるのは、えびすなどの黒皮の品種。
えびす、黒皮、雪化粧、赤皮栗、青皮栗、栗味、栗マロン、みやこ、打木など。

ペポかぼちゃ
 形は細長いものや小型のものが多く、一般的なかぼちゃとは味も食味も全く違います。
 甘みは薄くて水っぽい。皮はなめらかで、色は白色、黄色、オレンジ色、緑色、筋の入ったものなど様々で形もいろいろあります。
最近では西洋野菜として人気上昇中です。西欧では日常的に利用されています。
ズッキーニ、綿甘露、金糸うり、デリカ、スイートポテト、エイコンスカッシュ、ターバンスカッシュ、バナナスカッシュ、テーブルクイーンなど。
かぼちゃの選び方・保存方法
 丸ごと1個の場合は、緑色が濃く、ずっしりして重量感があるものを選びましょう。
 かぼちゃは収穫してからしばらく熟成させたものの方がおいしくなるので、ヘタのまわりがくぼんでいたり、ひびが入っているものは完熟しているよいかぼちゃです。丸ごとであれば、風通しの良い涼しいところで長期保存できます。
 半分に切り売りされているものは、種がしっかりつまっていて肉厚で色が鮮やかなものを選びましょう。保存するときは、種とワタを取り除いてからラップをし、冷蔵庫の野菜室で保存します。小分けにして冷凍保存すれば便利です。
かぼちゃの効能
緑黄色野菜でカロチンやビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄分などをバランスよく含んでいます。
特にベータカロチンをたくさん含んでおり、体内でビタミンAに変わって、体の抵抗力を高め、老化を促進する活性酸素を除去してくれます。
捨ててしまうわたの部分には果肉の5倍のベータカロチンが含まれているため、煮物などにするときは、なるべくわたも一緒に料理しましょう。ビタミン源の少ない冬にはすすんで食べたい野菜のひとつです。
美味しい食べ方 かぼちゃのレシピ
 固すぎる場合は、ラップをかけて電子レンジで加熱し、少しやわらかくしてから調理します。煮てもよし、焼いてもよしで、ケーキなどのお菓子の材料にも大活躍です。
 また、かぼちゃは種にも栄養があります。かぼちゃの種は、高タンパク、高エネルギー、そしてミネラルも豊富なので、低血圧症や貧血の方にオススメしたい食材です。調理方法は、水できれいに洗って天日干しにします。よく乾燥したらフライパンで表面に焦げ目がつくまで炒ります。好みで塩などをふっておやつにどうぞ。